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鶏卵紙のワークショップ行ってきました [古典技法]

急に見た目変えました…いきなりでスイマセン。しかし下の方が恐ろしいことに…片付かないワタシの家のようですよ…どうなんかなーこれ(~_~)

これまた少し前の話ですが…。写真美術館の鶏卵紙のワークショップへ行ってきました。

鶏卵紙って知ってます?Albumen Printとも言うらしいです。1850年代〜1890年代まで使われていたそうです。よく古典技法ってくくりで、載ってたりしますけど…。

普通モノクロプリントする時は、印画紙買って、伸ばし機で焼き付けして、現像やら定着やらするんですけど…。 これは、自分で印画紙を作っちゃって、外光で露光するところが面白いです。

あ、日光写真とは違うんですよ。(それは、サイアノタイプとか青写真とか言います。)

keiran2.jpg

 

相当粗く紹介します(^^);

  1. 紙の上に卵白+塩+水を塗って乾かす。
  2. その紙に硝酸銀+酢+水を暗室で塗って乾かす。
  3. ガラスと板を片側固定したものを用意。(コンタクトプリント用ので良いかな)
  4. その内側に、下に紙、その上にネガを置く。しっかり全部をゴムなどで固定する。
  5. 黒い袋に入れて、感光しないようにする。
  6. 光の強すぎない場所や、日影を探す。(照度計で計ったりして時間決める)
  7. 場所が決まったら、黒い袋から出して、10分〜1時間露光する。
  8. 黒い袋にしまって、暗室に移動
  9. 袋から紙を出し、水現像3分 → 定着液5分 → 水20分(富士QW使用)
  10. 乾燥させて、フラットにして、完成。

keiran1.jpg

 

これが完成したもの。(上のもそうだけどね)

この4×5のネガは当時の写真を複写したものだそうです。

なので、ホントはここに載せてよろしくはなさそうですね…。

確信犯的に載せてますが…スイマセン。不都合あればご連絡ください。

4×5だから大きな絵になりますけどね。ブローニーでもぎりぎりかな…


小学生のお嬢ちゃんもお父さん・お母さんと一緒に参加してましたよ♪

 

最初に塗った塗り方で、写る部分が決まります。この大仏の方の紙は、ワタシが塗ったんじゃないんだけど、危なかったよね(=_=)

古典技法面白いなあー(^_^) 台所にあるもので全部できたら楽しいのになあー。

なかなか自分じゃやるの大変なので、こういうワークショップは有り難いです☆


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